Ancient Voice [福島県郡山市のインディアンジュエリー,ハワイアンジュエリーショップ,ワークショップ,現地案内]

Ancient Voice

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ネイティブアメリカンと触れ合って感じた事を、気ままに綴っていきます。是非ご覧下さい。

夏至の日にカチーナと出会った。
最後のカチーナダンスだった。
マサウを表すマッドヘッドカチーナと、コーンのカチーナ。

村の家々の間をぬって、100人はいるだろうか、、、
カチーナがプラザまでやってくる。
私達は、屋根の上で彼らを迎えた。

目下でカチーナ達が、ドラムをたたき、歌い、踊る。
目線をあげると、どこまでも続く地平線。

そのうち徐々に、遠くの空に雲が出はじめた。
それがだんだん大きくなり、プラザに向かって流れて来る。
次の日、雨がやって来た、、、

彼らの思いが、グレートスピリットに通じた。

彼らの祈りに必ずと言っていい程、いつも自然が反応する。
エゴのない祈りは、必ず届く。

前にも書いたけれど、
一人一人が、それぞれの宇宙の中心に存在している。

そして、全ての人の宇宙が、完全なタイミングで組み合わさって、
様々な現象が起きて来る。

宇宙はいつだって、必要なすべてのものを目の前に差し出してくれているのに、私達が気付けない。
気付かない、、、、
もっと、もっと、と思う心が、目の前に差し出されているギフトさえをも、
見えなくしてしまう。

ありすぎる何かが、私達を盲目にしてしまう。
人と人の間に、距離をつくってしまう。

ホピの大地と、人々が教えてくれる事。
それは、言葉を介さない。
私達が心を開いてそこに存在するだけで、
エナジーを介して、様々な教えがやってくる。
受け取るかどうかはその人次第。

心が澄んでいれば、、、
澄んだ目で世界を見渡す事ができるなら、、
全ての瞬間が感動に変わる。

そして、自分の中をお掃除するための一番の方法は、
どれだけ感動出来るか、と言う事なのかもしれない、、、

感動は感謝に変わる。
感謝があふれたら、、、
自動的にエゴは消滅して行く。

感動する事。
そして、たとえどんな自分であっても、
欠点も含めて、自分が好きである事。
そうすれば、他の人も、欠点ごと好きになれる。

いい旅でした。
毎回、思う!
これをさせてくださって、ありがとう!!!!

ひとりひとりがきれいになれば、、、
自動的に世界が変わる!

人と旅をするようになって、
もう何年になるだろう。
年に数回、時には30人以上の方々をいっぺんにお連れした事もある。

私、なんでこんな事やってんだか良く解らない。
先住民族に興味があった訳でもない。
だけれども、流れがそうなった。

結婚して子供が3人でき、旦那も自分で開業しているから、
仕事は絶対に休めない。金も無い。
あ〜〜もう海外なんか行く事は無いんだろうなー、と思っていた頃、
プロフィールにもあるバックパッカーおばちゃんが、
マウイに行け!!と言う。
あり金かき集めて、とりあえずマウイ行け!!と言う。
やっとやっとお尻をあげた、その旅行の数ヶ月後から、
他の方々との旅が自動的に始まった。
もう、60回近くになると思う。

初めは、意味が良く解らなかった。
年に数回、海外に出る様になるなんて、
その頃は考えもしなかった。

そして、旅の最中、とにかくカオスが起きる。
私の中でも、参加者の内側にも、、、、
心の中に閉じ込めていた、ネガティブが吹き出る状況が出来上がる。

わたくし、なやみました。
これは私が欠陥だらけなせいに違いない。
ちゃんとしなければ、、、、

だけれども、やっぱりカオスは起きる。
そんな事を数回続けるうちに気がついた。

この旅は、私のプランじゃない、
スピリットのプランで流れている。
人のプランを通そうとすれば、
スピリットの流れが止まってしまう。

だから、起きる事を止めようとしなくていい。
起こさない様に、私が頑張んなくともいい!

ただ、流れにまかせればいい!!
そして、助けが必要な時には、ただスピリットに、手伝ってくれるようにお願いするだけでいい。
やっと、その事に気がついた。

全ての人の無意識の行動に意味がある。
そして、それぞれに起きる事、たとえ表面上ネガティブなことに見えたとしても、争いごとに見えたとしても、
それが学びのために起きるべくして起きている。
そう言う状況の中で、自分の中で、もういらなくなった何かを手放せる。
なにかが吹っ切れる。
そうしたら、もの凄く楽になった。

車の中で誰がどこに座るのか。
その日、何色の服を着ているか。
そう言う事、全てに意味が在る。
そういう事を通して、いつもスピリットが何かを語りかけてくれている。

だけれども、旅の一番の目的は、
誰かに何かを教わる事でもなんでもない。
スピリチュアルな先生に会う事でもない。

ただ、そのまんまの自分を受け入れる、と言う事を学ぶ事!
自分は、このまんまでいい。と言う事に気付く事。
そして、いつも私達を見ていてくれる、スピリットからのメッセージに気付く方法を知る事。

自分を認められなければ、人を認める事は出来ない。
自分を愛していなければ、人を愛する事は出来ない。
自分を判断していれば、人をも判断してしまう。
自分を癒す事が出来なければ、人を手伝う事は出来ないんだから、、、

そして、全ての答えが、もうすでに自分の中にある。
と言う事を思い出す事なんだと思う。

アメリカ先住民族の教えには、私達が忘れかけている沢山の知恵が詰まっている。
この便利な世界に住んでいる私達が、それを取り戻さなければならない時代に来たのではないか、と思う。

この15年、居留区に通い続け、ラコタの儀式を通してスリーバッファローウーマンと言う名前を授かった。

ある時、一人のメディスンマンが、バッファローについて話をしてくれた。

沢山の動物達が群れをなして移動する。
その中で、バッファローは、一番広い範囲を移動する。
長い旅の後、彼らは元の場所に戻って来る。

沢山の動物達が、移動した場所の草を食べ尽くす。
しかし、バッファローは、必要な分だけを食べ、後から来たものの分を残しておく。
その場所の環境を変える事はしない。
バッファローの移動した後には、また新しい草が芽生える。

バッファローは、自ら探し求める事はしない。
道のりの上にあるもので、自分を満たし、先へ進む。

そして堂々と、強く存在する。

私達は今、バッファローの様な生き方が出来ているだろうか?
今回の生を通して、これを学んで行かなければならないのかもしれないのかもしれない。

アメリカインディアンの教えに、ビジョンクエストと言うものがある。
自然の中に一人でただ静かに座りつづけ、自然の精霊が自分に語りかける声に耳を傾ける。
時を過ごすうち、目の前を舞う木の葉一枚、ほほをかすめる風でさえ自分に大切なメッセージを運んで来ている事に気づき始める。
完全なタイミングでグレートスピリットが、様々な物にかたちをかえて、私達の目の前に現れる。
言葉という物は嘘をつく。
マインドというものはトリッキーなものだ。
時には自分にさえも嘘をつく。
グレートスピリットが創造したもの。
その中にだけ、この世の秘密を解き明かす知恵が詰まっているのかもしれない。

ある時、ホピのメディスンウーマンを訪ねた。
彼女はいつも、ありったけのハートで私達を迎え入れてくれる。
別れの時、彼女が言った。
「外に出て、あなた方の帰路が無事であるように祈りましょう。」
私達は外に出て、輪をつくった。
その日は、良く晴れた風の全く無い日だった。
彼女が祈り始めた時、どこからともなく風が吹き始めた。
そして、祈りが終わった瞬間、突風が吹き抜けた。
風の精霊が、グレートスピリットに祈りを運んで行った。
ふっと、そう感じた。
私が、初めて風の精霊に気づいた日だ。

6月に旅をした。

昨年、ある本の中で、心に響いたラコタのメディスンマンのブラックエルクの言葉をコラムに書いた。
その年の6月、偶然彼の孫にあたるメディスンウーマン、マリリン、ブラックエルクとサンディエゴで出会った。
そして今年の6月の同じ日に、またセドナで彼女と出会う機会に恵まれた。
その日、私は、ツアーの最中だった。
毎日、皆と行動している中、その日は皆が自由行動にして、ヴォルテックスに行きたい、と言い出した。
それで私は、それが目的でセドナを訪れていたマリリンと予言のホワイトバッファローに会いに行く事にした。

セドナから約1時間のドライブの後、ホワイトバッファローのいるファームに着いた。
そこにはマリリンの父である、ウォレス、ブラックエルクの写真があった。
そこで、やっと私はその日が私にとって特別な日である事に気がついた。
ホワイトバッファローの話しは、昔から耳にしていた。
そんなホワイトバッファローを目の前にして、私は興味本位でカメラを向けた。
すると、いちばん奥にいた1頭のホワイトバッファローが、こちらを向いて立ち上がった。
小走りにこちらに向かってくる。
マリリンが、うしろを向いてそっと離れるようにと私に言った。
私は、自分のエゴの気持ちに気付いていた。
バッファローにそれを見抜かれたことにも気付いていた。

その後、静かに時間を過ごし、再びバッファローのもとへ戻った。
彼女と共にバッファロースピリットに祈り、写真を撮らせてくれる様にお願いした。
私のエゴの目的のために、これを使わない事を伝えた。
すると、1頭のバッファローが静かに立ち上がり、こちらにゆっくりと歩いてきた。
そして私達の目の前で立ち止まった。
横を向いて静かに立ったまま、顔だけはこちらを向けて、じっとしている。
写真を撮り、ありがとうと伝えたとたん、彼女は前を向き、静かに去って行った。
横を見ると。大きな山がある。
その山肌に、自然が造りだしたとは思えないくらいはっきりとホワイトバッファロー、ココペリ、コヨーテ、星、三ヵ月、スピリットの顔が浮かび上がっている。
私達の力はとうてい及ばない、何か偉大な力に導かれて生きている事を痛感した1日だった。

インディアンの教えの中に、メディスンホイールというものがある。

環の中に縦と横の線。
この中にアメリカンインディアンの最も聖なる教えの全てが含まれる。
線のはじまりの部分の4つの点は、東西南北、人間の誕生から子供時代、成年時代、死までの一生、春夏秋冬、地球上の4つの人種、白人、黒人、黄色人種、赤い人(アメリカインディアン)、そして、地球上でもっとも大切な4つのエレメントの大地、水、空気、火。

環の中をよこぎる2本の線はクロスロード。
たての線はグレードスピリットへの道、横の線は人の道を表す。
この象徴されるものすべてが乱される事無く循環してゆかなければならない。
人間の誕生は方角では東、季節では春、そして、4つの人種がそれぞれに守られなければならないエレメントがある。
赤い人は大地、白い人は火、黒い人は水、そして黄色い人は空気だ。


1863年〜1950年を生きた偉大なメディスンマン、ブラックエルクは、次のような言葉を残した。

「インディアンの行動はすべて円が基本になっている。
それはなぜかというと、世界の力は常に循環しており、全てのものが丸くなろうかとしているからだ。
空は丸い。
聞くところによれば、地球もボールのように丸いらしい。
星もすべて球形だ。
風はその力を最大限にしたときにはぐるぐると渦を巻く。
鳥も巣を丸くつくる。鳥は我々と同じ信仰を持っているからだ。
季節も巡りめぐってまた戻る。
人の一生も子供時代から始まって再び子供に戻る。
こうして力が働くところでは、あらゆるものが循環しているのだ。」

−ブラックエルク−


この循環を乱さないために、人が心にとめておかなければならない5つの事がある。
それは、許し、慈悲、ワンネス、愛、祈りだと、ある時、ラコタのメディスンマンから教わった。
そして、それぞれの人種がひとつづつ守らなければならないエレメントを持っている。
母なる大地の番人であるアメリカインディアンは、今もなお、朝・夕、母なる大地に感謝の祈りを忘れない。

ある年の夏、サウスダコタのサンダンスグラウンドでラコタのメディスンマン、ブラックパンサーに出会った。
その次の年の夏、彼から、彼のリードするサンダンスへの招待状が届いた。すぐに電話をかける。
受話器から聞こえる彼の声は、一度しか会ったことが無いにも関わらずまるで何十年も親しく交流のある身内のような親しみを感じるものだった。

「8月にオクラホマでサンダンスがある、家族が皆来るから、ユウコも来い。」という事だった。
彼等のいう家族とは、血の繋がった者、それと心の通いあった人々を指す。
彼に家族として受け入れられたんだという何かとてもあたたかい気持ちで、オクラホマへ向かった。

8月の焼けるような太陽の季節、成田からロサンゼルス、ロサンゼルスからダラス、そこから車で何時間走っただろうか。
そろそろ日も暮れようとしている頃、道路の横の一本の木に4色の布がひっかかっている、赤、黒、黄色、白。地球上の4つの人種を表すフラッグ。
ここを曲がれという印だ。

昔、サンダンスは政府によって禁止されていた。
儀式を行う彼等に、政府は容赦なく銃を向けた。それでも彼等は人目を避けて伝統を守り通した。
その頃のなごりなのか、道路の横の木に巻かれているフラッグが、参加する者への合図だ。
その横のでこぼこ道を数十分走ると、たくさんのテントが視界に入ってきた。やっと着いた。
じっとしていても汗が吹き出してくる。
旅の疲れも重なって、ボーッとした頭でテントを張る。とりあえずこれで今夜寝る場所は確保した。

次の日の朝、夜明けと共に目が覚めた。
体は疲れているのだが、時差ボケと暑さで寝ていられない。
とりあえずテントの外に出て皆が働いている中少々うしろめたい気持ちで地面に横になった。

ここでは誰も指示をしない。とがめる事もしない。
一人ひとりが自分のできる事を見つけ出し、準備を整える。
炊事場で、誰が食べてもよいように朝食を作る者、皆のために藪を刈って小道を作る者。
誰かに言われた訳でもなく一人ひとりがそこで自分がやるべき事を見つけ出す。

サンダンスはグラウンドの中央に立てられる聖なるコットンウッドをメディスンマンが選び出す事から始まる。
彼は何本ものコットンウッドと対話する。
全ての過程がグレートスピリットの声を聞きながら進められる。
全ての準備が整うと、彼等にとって一年で最も神聖な儀式がスタートする。
数人の男たちがスウェットロッジで身を清めた後、中心に立つコットンウッドの枝に自分の胸に突き通された枝をつなぎあわせる。
それから4日間断食して、グレートスピリットに祈りを捧げるのだ。
山々に響き渡るドラムと歌。ふと空を見上げると、数羽のイーグルがゆっくりと頭上を旋回している。
彼らの儀式には必ずイーグルが現れる。彼等はイーグルが祈りをグレートスピリットに届けてくれる事を確信する。
何か異次元に迷い込んだ様な不思議な感覚にとらわれる。

昔、アメリカ政府は野蛮だという理由でこのセレモニーを禁止した。
しかし、本当は彼等の強靭な精神とここで生み出される強烈なパワーに恐れをなしたのかもしれない。

ある時、旅の途中のマウイ島でふと立ち寄った本屋で、一冊の本が目に止まった。
表紙に一人の老人が微笑んで座っている。
彼の微笑みにはめったに出会う事の出来ない安定した静けさがあった。

本の題名は「ヴォイス ウィズ ウィズダム(智恵の声)」
そこには、ハワイの老人達の言葉が収められていた。
ページをめくると、それぞれの写真と彼らが記者との会話で何気なく話したであろう言葉の一部が書かれている。
農民であったり、漁夫であったり、レンジャーであったり。全ての写真に満ちたりた、穏やかな微笑みがあった。
最初のページには農民である、70代の女性のこういう言葉があった。


「私の夫は自然と共に人生を歩んだ。
彼はいつも月の導きのもとにタロを植えた。そして、全てが整った時にタロを収穫した。
満月の時→アヘア、ラニ、ホク、それがタロを収穫するのに良い時期だ、これが先祖のやり方だ。
ハワイアン、ムーン、カレンダー、それは私達にいつタロを植える時か、いつじゃがいもを植える時期かを教えてくれた。
そこにはフルーツの月もある。野菜の月もある。
農民は皆、それを知っている。          −メリー・カラアモ」


彼女は亡くなった夫と共に60年以上、彼等の農場を出る事無く 、タロを収穫しつづける事と7人の子供を育てる 事に一生を捧げた。そ の言葉には自然と生きる彼等と、先祖から伝わる、シンプルだが深い知恵がぎっしりと詰まっている。
私達は人間が生み出した膨大な知識の中で 、自然が私達に語りかけている声に、もう耳を傾ける事をしなくなってしまったのかもしれない。
ふと、そんな事を思ったりした。

10月にアメリカインディアン、ホピの居留区へ旅をした。

ホピに着いた2日目の夜、村の体育館でレゲエのコンサートがあると聞いた。ホピとジャマイカ?どういうつながりなんだろう。興味本位で出かけることにした。それは、乾燥したホピの村に水を取り戻す為の祈りのプロジェクトの資金を集めるためのコンサートだった。各部落から数人が参加して、ホピの大地からメキシコシティーを目指して走るのだ。

昔からホピの人々は走ることによってグレートスピリットに祈りをささげる。昔ホピの大地からは石炭が発掘された。その石炭を運ぶため、地下水が使われた。そのためにホピの大地にはほとんど水が残っていない。地下水がない場所には雷がやってこない。彼等は彼らの大地に人工的な小さな池をいくつも造り出した。それによって、そこの水が磁気となり雷を呼ぶのだ。雷が来ると雨がやって来る。

昔、ジャマイカのミュージシャンが旅の途中ホピの村を訪れた。彼等は何人かの子孫を、そこに残したようだ。その事でジャマイカとホピとが親族になった。彼等は度々そこを訪れては,親族であるホピの大地とそこに住む特別な人々のために何かを残してゆく。私にとって何かほっとする様なあたたかいコンサートだった。

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